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英語学習のために「Vox」というニュースサイトを見ていたらコロナとインフルの違いが載っていたので共有します。

Why Covid-19 is worse than the flu, in one chart

この記事に分かりやすいチャートがありました。

一応翻訳しておきますね。(ちゃんとした翻訳でないことには留意してください。)

インフルコロナ
基本再生産数1.32~2.5
潜伏期間1~41~14
入院率2%19%
致死率 0.1%以下1~3.4%

こうしてみると、改めてやべえウイルスだなあと思いますね。

基本再生産数というのは一人の感染者から平均何人に感染するのかという数値です。ほぼ感染力の高さと同じような意味です。コロナはインフルの2倍近い感染力があります。感染というのは指数関数的に広がるものですから、この違いはかなり大きいです。

それに加え潜伏期間の長さです。コロナはインフルの約3倍の長さです。この長さが基本再生産数を押し上げているのでしょう。

そして入院率と致死率の圧倒的高さ。それぞれ8倍、10倍以上にもなります。これはかなり恐ろしいですね。インフルの方がヤバいだなんてとんでもないです。

と、いうわけでコロナウイルスの恐ろしさの再確認でした。みなさんは十分すぎるくらいの対策をしましょう。

See ya!

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ちょっと太っていた方が長生きするというデータを見て、そうかじゃあ太ろうとなるのは本当にいい事なのだろうか。

僕の意見としては、そう断定するのは早計ではないか、というものです。

なぜなら、「ちょいデブは長生き」という結論になった理由がただ単にちょいデブは死亡率が低いということだけだからです。

ここで、「それで十分な理由になるじゃないか」と思った方、はっきり言ってグラフの読み取りができていません。

ある二つの物事に相関関係が認められるときに、その相関関係ができる原因には主に三種類あります。

①一方がもう一方に影響を及ぼしている。

②二つの物事とは全く別のものが双方に影響を及ぼしている 

③ただの偶然

それぞれの例を挙げると、①なら降水日数と傘の売れ行き、②なら降水日数が傘の売れ行きとカッパの売れ行きの両方に影響、③ならコロナウイルスと5G

ちなみにすべての事例がこの三つのうちただ一つに入るのは稀で、大抵の場合複合的になっています。例えば「朝ごはんを食べない」と「テストの点が悪い」は①のように思えますが、「親の面倒見が悪い」が両方の要素に影響する②と考えることもできます。

という訳で、この三つのうちのどれなのかわからないうちはデブが良いという判断はできないというのが僕の意見です。

じゃあ、そういうことで。