「長生きするために太る」は正しいのか

ちょっと太っていた方が長生きするというデータを見て、そうかじゃあ太ろうとなるのは本当にいい事なのだろうか。

僕の意見としては、そう断定するのは早計ではないか、というものです。

なぜなら、「ちょいデブは長生き」という結論になった理由がただ単にちょいデブは死亡率が低いということだけだからです。

ここで、「それで十分な理由になるじゃないか」と思った方、はっきり言ってグラフの読み取りができていません。

ある二つの物事に相関関係が認められるときに、その相関関係ができる原因には主に三種類あります。

①一方がもう一方に影響を及ぼしている。

②二つの物事とは全く別のものが双方に影響を及ぼしている 

③ただの偶然

それぞれの例を挙げると、①なら降水日数と傘の売れ行き、②なら降水日数が傘の売れ行きとカッパの売れ行きの両方に影響、③ならコロナウイルスと5G

ちなみにすべての事例がこの三つのうちただ一つに入るのは稀で、大抵の場合複合的になっています。例えば「朝ごはんを食べない」と「テストの点が悪い」は①のように思えますが、「親の面倒見が悪い」が両方の要素に影響する②と考えることもできます。

という訳で、この三つのうちのどれなのかわからないうちはデブが良いという判断はできないというのが僕の意見です。

じゃあ、そういうことで。